8月31日にオンラインで実施されたICTSC2019に同じ大学のサークルメンバー5人でチームmis1yakudoとして参戦しました。今回は参加してみての感想や反省点などを書いていきます。
ICTSCとはICT Trouble Shooting Contestの略で、ネットワークやサーバの知識を活かして様々なトラブルを解決していくコンテストです。一次予選は13時から18時まで(絶起に優しい)の5時間で10問ほどの問題をメンバーで分担して解決していく流れでした。問題の範囲がとても広いのでチーム全体で得意分野を補うことが重要に感じました。ちなみに私たちのチームはアプリケーションサイド2名、ネットワークサイド2名、フルスタック1名で構成されていました。問題を分担しながらも、自分の担当問題で困った点を他のメンバーに相談したり出来るため、考えに詰まってしまった時なども前に進めて楽しかったです。5時間というのは少し長く感じますが実際にやってみるとあっという間でした。
とりあえずシスコのコマンドになれる必要があると感じたため、CCNAの教科者に載っているコマンドなどをGNS3というルータやスイッチなどを仮想環境で使えるアプリを使い動かしてみました。コマンドなどは以前から見たことがありましたが実際に検証をするのはこの夏が初めてでしたので楽しかったです。また、過去問を見てCCNAの範囲外のことがバリバリ聞かれていると感じたのでネットワークエンジニアとして のサイトを活用し知識を増やしていきました。他にも並行してIPv6の本を読んで雰囲気を理解しようともしましたが本番までに読みきれませんでした。重い….。
全員が初なので不安な面もありましたが一次予選5位という初参加にしては好成績を取れました!
私の担当範囲はネットワークでしたので、”外に出れません”や”VyOSの設定が吹き飛んだ!”などを担当しました。参加してまず思ったことは、募集要項に (※) シスコシステムズ社のスイッチ、ルータ等に関する知識を持った学生がチーム内に含まれている事が望ましい。 と書いてありながら出てきた全てのルータに入っていたOSがIOSではなくVyOSだった事です……🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔
IOSは触ったことがあったのですがVyOSに触るのは初めてだったのでコマンドを調べることから始まりました。辛かったです。これは個人的な感想なんですけどIOSと比べて解説サイト少なくないですか?ググり力不足かもしれません。そんな感じで焦りと実力不足も相まって2問解いてみることと1問の相談相手になることしか出来ませんでした。点数を稼いでくれた他のメンバーに感謝です。
今回の反省としてはまず、VyOSの知識が一切ないことがあげられます。まあこれはそもそもルータに対する慣れが一定以上あればこのことは障害にはならなかったかもしれませんのでVyOSの練習と共にもっとルータの動作に対する理解を深めていきます。次に、トラブルシューティングの経験不足を感じました。思い返せばGNS3で行ったことは〜を構築しろ→コマンドを打っていく。と言った事だけなのでそれはそうなのですが、やはりそれでは今回のような問題を解くのに時間がかかりすぎてしまうため、よくあるトラブルの作成→解決などを行うなどしてトラブルシューティングの経験を積んでいくべきだなと感じました。
今回はあまり得点を稼ぐことが出来なかったため、二次予選までにもっと力をつけ、一次予選以上の順位で本戦に出場したいと思います!